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ケンダル・オッゼル[5](Kendal Ozzel)は銀河共和国銀河帝国に仕えた軍人で、人間の男性。共和国宇宙軍に所属していた頃クローン戦争で戦った。大戦のさなか、彼は共和国のグランド・アーミー少佐の階級を、最高議長パルパティーンから与えられた。少佐として彼は第44特殊作戦師団を率いてコームの戦いに参加した。だが、彼はやがて大尉に格下げになっている。共和国が銀河帝国になった後も、オッゼルは軍に仕え続けた。とうとう彼は銀河内戦で、帝国宇宙軍提督の階級を手にする。だがオッゼルは多くの帝国の人物から、時代遅れな戦術を使い、技量に欠け、出来が悪い愚かな男だと考えられていた。

オッゼルは惑星カリダの裕福な地主の一家の出身である。この一族の力のおかげで、オッゼルも権力を獲得していく。彼はコルサント宇宙軍学校を卒業し、この学校の訓練士官の職を経て、シェルコンワ宙域で最大の船、インペリアル級スター・デストロイヤーリプライザル>の艦長になる。<リプライザル>は惑星ティアドロップで反乱軍への攻撃と称して実行された罪のない一般市民の大量虐殺を監督した。その後、艦内ではストームトルーパーダリク・ラローン帝国保安局ドレルフィン少佐を殺害し、他数人のトルーパーを引き連れてデストロイヤーから脱走した。また、皇帝の手マラ・ジェイドが、海賊ブラッドスカーとの関連を調査しにオッゼルの艦へとやってくる。オッゼルはジェイドがラローンたち脱走ストームトルーパーの調査に来たのだと信じていた。そして、彼はヴァク・ソモリル大佐と共謀して彼女を殺す計画を立てる。彼女の調査で自分の昇進の道が断たれるのを防ぐためである。

オッゼルは<リプライザル>をゲッパリン星系へと向かわせ、ブラッドスカーの根城であり、ジェイドもそこにいた惑星ゲッパリンへの軌道爆撃を命じた。ジェイドを殺すことは出来なかったが、オッゼルの昇進への道は閉ざされることはなかった。だが皮肉なことに、彼はその忠実さや技能を買われて提督になったわけではない。オッゼルを信用していなかったジェイドが、ダース・ヴェイダーに働きかけ、オッゼルを彼の監視下に置くよう提案したのである。ジェイドの忠告を聞き入れたヴェイダーはオッゼルを提督に昇進させ、アマイズ・グリフの後任として、自分の旗艦であるデス小艦隊のスター・ドレッドノート、<エグゼクター>の指揮官に任命したのだった。オッゼルはおよそ3年間ヴェイダーのもとで働いた。彼は<エグゼクター>の指揮をすることがより大きな権力を手にする道だと考え、いずれ自分がスーパー級スター・デストロイヤーで宇宙を支配できるようになると信じていた。

反乱同盟軍が本部を隠したさい、オッゼルはこれを捜索するが、彼の行動はヴェイダーの苛立ちを募らせるばかりだった。結局、自信過剰なオッゼルはホスの戦いの前に命を落とすことになる。戦いに備え、オッゼルはデス小艦隊を惑星ホス近くに配置し、帝国の存在を同盟軍に警告した。彼はようやく同盟軍の基地を発見するのだが、敵は惑星のシールドを起動し、エコー基地から避難するのに充分な時間を手にしていた。ヴェイダーはオッゼルにその失敗を死をもって償わせた。ヴェイダーは彼をフォースで絞め殺しファーマス・ピエットをその後釜に選んだのだった。

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 出典:Databank title Admiral Kendal Ozzel - 旧データバンク (リンク無効; バックアップ)
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 出典:スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
  3. 出典:ハットの策略
  4. 4.0 4.1 出典週刊スター・ウォーズ ファクトファイル4
  5. カタカナ表記は『忠誠』に基づく。
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